メカニズム

貼るだけで抗炎症・疼痛抑制効果が得られる貼付剤には、ジクロフェナク等の鎮痛消炎成分を含むものが、数多く販売されています。

美容領域において貼るだけで美容効果が得られる貼付剤は、コスメディ製薬が開発した、ヒアルロン酸を針状に結晶化させるマイクロニードル技術を応用したシート状美容液などが、多くの化粧品メーカーよりOEM 製品として販売されています。

当社は予てより、「エレクトロポレーション導入法による経皮吸収」をテーマに、これまで研究開発を行って参りましたが、この度、コスメディ製薬との共同開発により、体内脂肪に深く関わる「ホスファチジルコリン」と「L-カルニチン」を含有した経皮吸収製剤(プラスター剤)『CURVE SHEET(カーブシート)』の開発に成功しました。

これにより、就寝前に気になる部位に貼るだけで、睡眠時間を利用したポイントスリムが可能となりました。

カーブシートに高濃度配合された親油性成分ホスファチジルコリンは、皮膚の濃度勾配により、皮膚の表面(皮脂膜)から順に肌深部へ浸透します。

経皮吸収製剤(貼付剤)の特性である密封効果(ODT効果)により角質層内の水分が蒸散せず、角質層が膨潤し柔らかくなることによりホスファチジルコリン、L-カルニチンなどの有効成分の通りが良くなることで角質層内に拡散し、毛包・汗腺等を経由し、表皮内に吸収され毛細血管へ移行します。

尚、貼付型経皮吸収製剤で経皮吸収される分子量の目安は1,000Daです。

ホスファチジルコリン

ホスファチジルコリン(PC)は、大豆などに含まれるレシチンの主要成分で、リン脂質の中でも特に重要なはたらきを示し、神経、細胞内の伝達物質として機能調整を行っており、神経伝達物質アセチルコリンの原料となります。

脂肪の代謝や血中コレステロールの調整を助けるはたらきもあり、水と油を混ぜ合わせる乳化(界面活性)作用に優れ、脂肪細胞内の油滴に蓄えられた脂肪の分解を促進します。

メソセラピーの脂肪分解剤として使用される代表的成分で、「カーブシート」にはレシチンから高純度精製した100%原料を使用しており、化粧品成分表示名称は「ホスファチジルコリン」といいます。

※INCI名:Phosphatidylcholine ※分子量:734Da

L-カルニチン

L-カルニチン(ALC)は、必須アミノ酸のリジンとメチオニンから生合成される分子量161の非常に小さな化合物で、筋肉細胞(主に「骨格筋」や「心筋」)に多く存在しており、脂質の代謝に必要不可欠な物質です。

脂質の代謝(脂質からエネルギーへの変換)は、細胞のミトコンドリア内で行われます。しかし、脂質は単独ではミトコンドリアの膜を通過できません。脂質が体内に取り込まれると脂肪酸に分解され、「脂肪酸」+「L-カルニチン」の結合によりミトコンドリア内に運ばれます。

こうして、脂質がエネルギーへ変換され、体内で活用されます。糖質が瞬発的なエネルギー産生を担うのに対して、脂肪酸は持続的なエネルギー産生を担うことで、筋肉や心臓を効率よく動かしています。L-カルニチンを摂取することにより脂肪酸の燃焼を促し、脂肪消費量を増やす効果があります。

※INCI名:Carnitine ※分子量:161Da

国内特許

発明の名称:ホスファチジルコリン経皮吸収製剤
出願番号:特願2018‐15574
出願人:株式会社ユニッシュ

PTC国際特許

発明の名称:ホスファチジルコリン経皮吸収製剤
国際出願番号:PCT/JP2018/17312
出願人:株式会社ユニッシュ

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